パックという呼び方も一般的ですよね。
フェイスマスクと呼ぶこともあります
シートマスクを正しく使えば、特に乾燥肌のメンズにとって最高の味方になってくれます。
もちろん乾燥肌以外の男性にもオススメ!使った翌朝の肌がぷるっぷるになっていて驚きますよ!!
というわけで今日は、
-
- シートマスクの特徴
- シートマスクの正しい使い方
- シートマスクで得られる効果
- ビヨケンおすすめシートマスクのご紹介
などについて詳しく説明します。
お風呂やドライヤーの時間を有効に使える便利グッズや裏技のご紹介もしていきます。
最後にはおすすめシートマスクの詳しいレビューもあるので、すぐにでも使ってみたい商品が見つかるはずです。
シートマスクとは
シートマスクとは、化粧水や美容液などのうるおい成分をたくさん含んだ薄いシートのことで、顔全体を包み込むスキンケアアイテムです。
目・鼻・口の部分に穴が空いていて、ちゃんと息ができるようになっています。
具体的には以下の特徴があります。
シートマスクの特徴
シートマスクの特徴について、詳しくみていきましょう。
特徴① 様々な役割を持つ
「【完全保存版】メンズスキンケアのやり方・順番・種類」で詳しく説明していますが、スキンケアの基本項目と順番は以下です。
スキンケアの項目のどれかの役割を担っているのがシートマスクなんです。
役割が1つというのもあれば、2つ以上という商品もあります
最も多いタイプは、化粧水もしくは美容液の役割を担うものです。
とはいえ、シートマスクの役割は様々なので具体例を挙げていきましょう。
例1【サボリーノ】朝用マスク
まず、パッケージを見てみましょう。
『洗顔+スキンケア+保湿下地』と書いてありますよね。
【サボリーノ】朝用マスクは、洗顔後のすべてのスキンケアを担っています。
洗顔+化粧水+美容液+乳液の役割です。
僕は、メイクをするときによく使っています。
朝起きたらぬるま湯洗顔すらせずに、いきなりこの【サボリーノ】朝用マスクを使います。
1分間使っているだけで洗顔とスキンケアがすべて完了するので、すぐメイクできるんです。
メイクをして出かけるのって、結構時間がかかります。
でも、これを使うと時短になるのでとても便利です。
例2【TEX MEX(テックスメックス)】オールインワンフェイスマスク
オールインワンだから、すべてのスキンケアの効果が1つのシートマスクに凝縮されています。
化粧水+美容液+乳液+クリームの役割を担っています。
例3【the shiny(ザ シャイニー)】
美容液としての役割を担うシートマスクです。
洗顔後、化粧水等でお肌を整えた後で使います。
例4【DERMAL(ダーマル)】
美容液としての役割を担っています。
the shiny(ザ シャイニー)と同じですね。
洗顔後、化粧水等でお肌を整えた後で使います。
その他
化粧水としての役割を担うシートマスクも、日本のものには多いです。
洗顔後にシートマスクを使って、その後は化粧水以外の通常のスキンケアを行います。
特徴②肌のうるおいが段違いになる
肌のうるおい=保湿力です。
僕は、様々なスキンケア化粧品でこの保湿力を検証してきました。
その結論から言います。
シートマスクは、他のどんなスキンケア化粧品より保湿力が高いです。
乾燥肌のメンズにオススメしたい理由は、肌のうるおいをアップさせる効果が段違いに高いからです。
保湿力の検証には、【BOOGIIO】肌水分チェッカーを使っています。
左側の36%が水分率を表し、
右側の35%が油分率を表します。
左側の数値が高いと肌がしっかり保湿されていると言えます!
お風呂上がりにシートマスクを使用し、30分後、1時間後、2時間後のほほの肌水分率を比較しました。
測定条件はこちらです。
肌水分率の計測条件
- シートマスクのみで化粧水や乳液はつけない
- 測定場所は「21℃設定の暖房」が入った部屋
- シートマスクは10分間着用する
- 計測場所は右のほほ
測定した結果、どのシートマスクを使っても保湿力は高水準でした。
7種類のシートマスクを使った際の、肌水分量の推移を比較した結果は以下になります。
※それぞれのシートマスクの比較については、YouTube動画「【シートマスク比較】プチプラ限定でオススメのパックを探してみた【韓国産?日本産?】」もチェックしてみてください。
僕はこれまで、化粧水や乳液を使って通常のスキンケアをした場合の頬の肌水分率も測定しています。
それらと比較しても、シートマスクの保湿力は段違いだったんです。
シートマスク以外でスキンケアした場合、ケア1時間後の頬の肌水分率は32~40%でした。
一方シートマスクは、ケア1時間後の頬の肌水分率が40~50%。
しっかりと数字に表れていますよね。
そして数値だけではありません。
夜シートマスクでケアして、翌朝肌を触ってみると
超、ぷるっぷる‼
男の肌かな? と思うほどのしっとりもちもちでした。
乾燥肌の人はシートマスクを使わない手はない!と言えるくらいオススメ!
ぜひ一度試してみてほしいです。
「肌水分率の経過が時間によってどう変わっていくのか」が気になる方は以下の記事もぜひご覧ください^^
>>「無印の化粧水を保湿力で比較【コスパ最強が数字で実証されました】」
シートマスクの正しい使い方
1.使用タイミング
ポイント
- パッケージの裏で確認
例えば、洗顔した後に洗顔効果のあるシートマスクを使ってしまうと、二重洗顔になり皮脂を取りすぎてしまいますよね。
購入したマスクによって、用途や使用するタイミングが異なります。
パッケージの裏に書いてあるので、必ず確認しましょう。
2.使用頻度
ポイント
- パッケージの裏で確認
- 毎日使えるとはかぎらない
使用頻度も、パッケージの裏での確認が非常に重要です。
毎日使っていいものもあれば、週2~3回に制限されているものもあります。
使い過ぎもよくないので、必ずチェックすべき項目です。
自分の肌次第ではありますが、まずはパッケージの裏を確認し、書かれた通りにやってみてください。
3.装着時間
ポイント
- パッケージの裏で確認
- 長時間やると逆に乾燥する
装着時間に関しても、パッケージの裏を必ず確認しましょう。
5~10分と書かれたものもあれば、15~20分というものもあるんです。
決められた時間より長時間やると、肌の水分がシートに吸われて肌が逆に乾燥してしまいます。
適当にシートマスクを外すタイミングを決めるのではなく、きちんとパッケージを見て装着時間を決めてください。
「シートマスクを10分も装着するのはだるい」
「疲れているからちょっとでも早く寝たい」
そういう人は、シートマスクを2~3分使うだけでもOKです。
パッケージに書かれた装着時間より短い分には問題ありませんので、ぜひ使ってみてください。
4.シリコンマスクで便利にケア
シートマスクを顔にぴったりと密着させて、剥がれにくくする便利グッズがシリコンマスクです。
僕はアマゾンで2種類買いました。
2つのうち「潤いシリコーンマスク3D」のほうが僕は装着感がとても気に入り、使い続けました。
モイストラップシリコンマスクのほうはやや大きく感じたんですね。
さあ、実際につけてみましょう。
※画像は「潤いシリコーンマスク3D」のほうです
まず、シートマスクを装着します。
シートマスクをつけていると、皆さん、どこかしら剥がれてくるはずです。
僕はヒゲがあるので、その部分が剥がれやすいです。
シートマスクの上から、シリコンマスクをつけます。
シリコンマスクを耳にかけることで、内側のシートマスクをしっかりと押さえてくれます。
これで、シートマスクがぴろーんと剥がれてしまうことはありません。
また、シートマスクを肌に密着させるので美容成分を逃しません。
シートマスクの美容成分を、無駄なく肌に浸透させることができるんです。
シリコンマスクのもう1つの利点は、“ながら行動”ができること。
剥がれにくいので、シートマスクをしながらテレビを観たり、ドライヤーをかけたりしやすくなります。
シートマスクをしながらドライヤーを使用すると、剥がれやすい上にシートマスクが乾燥してしまいます。
乾燥すると、肌の水分が乾いたシートに逆に奪われてしまうので要注意です。
シリコンマスクを使えばドライヤーの風からガードしてくれるので、シートマスクの乾燥を防ぐことができます。
5.ホットパック
お風呂で使うホットパックをご紹介します。
【the shiny(ザ シャイニー)】プラセンタ フェイシャルマスクを使ってみます。
夏は冷蔵庫で冷やして、冬は湯船で温めて使えるシートマスクです。
パッケージのまま開封せずに湯船にポーンと投げ込んで、5分間温めます。
1枚ずつ個包装タイプのシートマスクしかこの使い方はできないので注意してください。
洗顔が終わって、あとはお風呂を上がるだけというタイミングで使います。
洗顔はお風呂の最後にやりますが、やり方はバッチリでしょうか?!
※自信がない方は「>>【メンズ向け】洗顔の正しいやり方と間違ったやり方)」でチェックしてみてくださいね。
開封して、装着しながら5分間湯船に浸かるだけ!
顔が温められて最高に気持ちいいですよ。
5分経過したら、お風呂を上がりましょう。
このとき、シートマスクはまだ剥がさないでください。
装着したままお風呂を上がり、体を拭いたり着替えたりしてください。
約5分経過したら、シートマスクを外します。
シートマスク:+αのもたらす効果
1.得られる効果について
シートマスクで得られる効果については、パッケージを見ないとわかりません。
表や裏をしっかり確認しましょう。
例えば、the shiny(ザ シャイニー)を見てみると「沈静」「敏感」「保湿」と書いてあります。
DERMAL(ダーマル)だと「ヒアルロン酸」と「コラーゲン」が入っていることがわかります。
ヒアルロン酸やコラーゲンは、肌のハリやツヤをアップさせます。
韓国コスメのシートマスクは、個包装でいろいろな種類が大量に入っているものが多いです。
何種類もの効果を楽しむことができます。
特にメディヒールは「美白」「保湿」など、種類が多いです。
シートマスクには「美白」「保湿」などの目的に応じた美容成分がたくさん含まれています。
チェックしながら使ってください。
なお、成分の意味に関しては「>>美容液とは?メンズは使う価値あり?知られざる効果や使い方を解説」で解説しています。
肌悩みやケアしたい目的に応じた美容成分にどんな種類があるかわかるようになるはずです!
2.ワンランク上の成分解析
成分解析に関しては、成分に詳しい方の解説を聞くことをオススメします。
僕も普段から参考にしているの成分解析をしてくれるYouTuberさんをお二人ご紹介します。
おすすめYouTuber① すみしょうさん
実際に化粧品会社で7年間研究をされていた方です。
他のYouTuberさんと比べてもレベルの高さが群を抜いています。
おすすめYouTuber② グッCHANNELさん
「化粧品成分上級スペシャリスト」という資格をお持ちで、化粧品の成分に非情に詳しい方です。
シートマスクの詳しい成分解析もされていますので、ぜひご覧ください。
ビヨケンおすすめシートマスクのご紹介
最後に、僕がおすすめするシートマスクをご紹介します。
1.the shiny(ザ シャイニー)
the shinyに関しては、シートマスクの役割の解説やホットパックでもご紹介しましたね。
YouTube「【シートマスク比較】プチプラ限定でオススメのパックを探してみた【韓国産?日本産?】」でも比較していますので、ぜひチェックしてみてください。
プチプラで購入できるシートマスクとしては僕は最強クラスの満足度です!
2.メディヒール
シートマスクを比較した際、メディヒールは肌水分率の維持力が特に高いわけではありませんでした。
ヌルヌルしていて気持ちいい反面、装着しづらいというデメリットがあるのも事実です。
僕が1番気に入ったポイントは、翌朝の洗顔後の仕上がりです。
メディヒールのシートマスクを使った翌朝、起きてすぐ頬を触るとやや乾燥感はあります。
でも、ぬるま湯で顔を洗い流すと、うるおいがめちゃくちゃ戻るんです。
うるおい成分のようなものが、肌の中で固形の状態で留まっていて、洗い流すと溶け出てくるような感覚です。
この感覚は、メディヒールでしか得られませんでした。
とても表現が難しい感覚ですし、主観で語るのは僕は好きではありません。
でも、この感じは使ってみないとわからないので、ぜひ体感してみてほしいです。
すごくいいものを肌に塗っている感覚があるのでおすすめです。
3.お米のマスク
おすすめポイントは、肌水分率を維持する長さが尋常じゃなく高いことです。
お米のマスクの肌水分率の推移を、8時間後まで測定したのがこちらです。
8時間後で肌水分率46%ってすごくないですか?!
こんなの見たことなかったです。
肌水分率の維持力が高かった無印良品の高保湿タイプ化粧水でも、ここまでは維持できませんでした。
めちゃくちゃ長時間、肌水分率の高さを維持してくれるので、ぜひ皆さんも試してみてください。
まとめ
シートマスクのポイントをおさらいしましょう。
ポイント
- シートマスクの役割は様々。パッケージで確認しよう
- 正しい使い方(使用タイミング・使用頻度・装着時間)はパッケージで確認しよう
- 毎日使えるとは限らない
- 長時長時間やると逆に乾燥する
シートマスクは乾燥肌メンズの救世主!
ぜひ自分の肌で体感してください。
動画でチェックしたい方はコチラからどうぞ!